2022年NoviSignのリリースノート – SFTP などの新機能導入

この度NoviSignは複数の新機能をリリース致しましたので、こちらのリリースノートを公開致します。

  • SFTP

    ーこれまでのFTPウィジェットが新たにSFTPフォーマットにも対応いたします(Android限定)。SFTPとはセキュリティ機能が向上したFTP(ファイルトランスファープロトコル)のようなもので、FTPサーバーに保存されているファイルを呼び出すことができます。これにより、NoviSign スタジオのクラウド上にメディアを保存する必要がなく、容量を削減することが可能です。さらに、これに対応して新たなプレイヤーアプリがリリースされました(Android 版だと5.0.60)。

  • ウィジェットロック

    ーこの新しい機能ではクリエイティブ内のウィジェットをロックすることができるようになりました。もしテンプレートを作成した場合(現在パートナー企業しかできません)、コンテンツ内のウィジェットを複数または全て固定することでユーザーはコンテンツの一部を変更することができなくなります。

  • プラン

    ーこちらはパートナー企業にとって武器になります。現在、パートナーはアドミンエンタープライズツールを用いてサブドメイン、ユーザー、アカウントの管理を行っています。新機能を使うことで、利用できるウィジェットを特定のアカウント毎に制限することが可能になります。つまり、パートナーは今までよりも柔軟なプランを提供できるようになります。

  • Slack連携 / プッシュ通知

    ーNoviSignはSlackとの連携が可能になりました。Slackを使っている人ならだれでも利用できます。Slackアプリ内から特定のSlackチャンネルに命令を出すことで、Android版プレイヤーアプリがその情報を読み取ります。これがトリガーとなり、大きな画面上でコンテンツや表彰(案件獲得など)を配信することができるようになります。この機能はAndroid版プレイヤーアプリ(5.0.60)でのみご利用いただけます。

新機能についてもう少し詳しく

SFTP

SFTPはFTPのもう一つの選択肢として追加されました。FTPウィジェットはNoviSignスタジオへアップロードせずにFTPサーバーへアップロードしたメディア(画像と動画)をNoviSign上でご利用いただけます。つまり、NoviSignプレイヤーアプリがFTPまたはSFTPサーバーからアップロードされたメディアを利用している場合、NoviSign Studioからではなく、FTPまたはSFTPサーバーからプレイヤーアプリのキャッシュフォルダへ直接ダウンロードが行われ、そこから配信が行われています。
この機能は現在Android版プレイヤーアプリ 5.0.60でのみ利用可能です。

どうやって使うか
今まで通り、NoviSignスタジオでFTPウィジェットを選び、あとはFTPの代わりにドロップダウンリストからSFTPを選ぶだけです。

SFTP-feature

ウィジェットロック

この機能を使う一番大きな目的としてはクリエイティブ(コンテンツ)をテンプレートとして使う時(「テンプレートから作成」ボタンを押したときに特定のコンテンツがテンプレートとして設定されている場合)ではないでしょうか。

ウィジェットを追加する場合は右側に3つの小さなタブが表示されます。

  • クリエイティブ
  • ウィジェット
  • ラベル

クリエイティブタブはクリエイティブに関連するすべての設定が備わっているタブです。
※これまではコンテンツの外をどこかしらクリックすることで、この設定を表示することができていました。

今回は新たにを左側でウィジェットを表示するウィジェットタブとは別に右側でウィジェットにロックをかけたり、制限をかけることができるウィジェットタブ登場しました。ウィジェットのリストがあり、その隣にはロックアイコンがあるので、それを押すことで複数の設定が可能になります。設定の中には「動かす・リサイズ」、「見た目を変える」、「テキスト変更」があり、ウィジェットごとに自由に権限を詳細に設定することが可能です。

※権限の設定が反映されるにはクリエイティブを必ず保存してください。

Lock-permissions
Widget lock

プラン

この機能はパートナー(再販パートナー)に複数のプランを提案する選択肢を与えるためのものです。プランごとに利用可能なウィジェットを変えることで、複数のプランで販売を促進することが可能になります。

どうやってやるか

アドミンから左のメニューにある「ユーティリティ」をクリックし、「プラン」を選びます。その中の「新しいプラン」をくりっくすることで新しいプランを作成できます。プランの名前を設定し、プランに含めないウィジェットを選択してください。そして、この新たなプランを追加するアカウントを選びます。もしプランをデフォルトのプランとして設定したいのならば、「自動的に新しいアカウントに追加する」を設定します(編集モードでプラン作成後にのみ設定可能)。

Plans feature
Plan widgets

Slack連携

こちらはSlackアプリ連携の素晴らしい事例です。


NoviSign本社によって作成された動画であり、NoviSign本社のチャンネル内で配信しております。
お問い合わせ等はNoviSign Japanまでお願い致します。

Slackは社内などの閉ざされた環境でコミュニケーションをとるのにぴったりのサービスです。

もしあなたのチームがSlackを使っているなら、このような連携の導入を検討してみてもいいかもしれません(SSO:シングルサインオンで利用可能)。

私たちがこのSlack連携のために開発したスタンドアロンのコンフィギュレーションアプリを使えば、誰でも簡単にトリガーをカスタマイズすることが可能です。(誰かが特定のSlackチャンネルに対して、Slackアプリを使って、特定の文字列を送ることで動画や写真、テキストがディスプレイに自動的に表示されます)

Slackアプリをインストールしている人ならだれでも、トリガーを発生させることが可能。Slackアプリ内から特定のSlackチャンネルに命令を出すことで、Android版プレイヤーアプリがその情報を読み取ります。これがトリガーとなり、大きな画面上でコンテンツや表彰(案件獲得など)を配信することができるようになります。この機能はAndroid版プレイヤーアプリ(5.0.60)でのみご利用いただけます。

Slack連携を進めた場合には、NoviSignから取扱説明書をお渡しします。

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